刺繍図案の下書きをするときは、トレーシングペーパーを使う方法などありますが、私はLEDで発光するトレース台を使って下書きをしています。
トレーシングペーパーで写していたときは、薄くなって書き直したりしていましたが、トレース台を使うとペンでしっかり書けるので、下書きの時間が大幅に減りました。
LEDトレース台

トレース台は高価な製品もありますが、今使っているのはかなり安価なものです。安価ですが今までトラブルも無く使用しています。
トレース台のサイズ

サイズはA4サイズです。10cmの刺繍枠を置くとこんな感じです。
電源はmicroUSB

電源をとるためのUSBケーブルは付属していますが、電源アダプターは別に用意する必要があります。
最近はスマホやタブレットの充電にUSB充電器を使っていると思いますので、困ることもないでしょうか。
使い方

USBケーブルを挿して、電源ボタンをタッチすると電源オンになります。もう一度タッチすると電源オフです。
調光(明るさの調整)は無段階でできます。電源ボタンをタッチし続けると明るさが変わります。
マリンドロップちゃん
刺繍図案写しの使用感
どのくらい濃い布まで透けるの?

リネン生地の薄めと濃いめの色を置いてみました。濃い目の色でも薄手の生地だと透けてみえます。
マリンドロップちゃん
使っているペンと原稿の厚さ

下絵の原稿は、トレーシングペーパーやコピー用紙など、薄めの紙を使うと透けやすいです。
下書きは濃い色が見やすいので、黒のペンで書いています。
上書きは青いチャコペンを使っているので、書いたところと書いてないところがわかりやすくなります。
LEDトレース台のよいところ
- 書きやすく写し忘れがない
- かすれることがない
トレーシングペーパーで苦労していたところが楽になります。
おわりに
LEDトレース台を使うようになってから下書きがかなり楽になりました。図案の作成にも使っているので、なくてはならない道具のひとつです。

刺繍した生地と型紙と合わせる行程も、図案が透けて確認出来るのでとても便利です。
マリンドロップちゃん